日本赤十字看護大学/大学・大学院案内2024
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| History |03第40回 (2005年) 樋口康子(名誉学長、日本赤十字女子専門学校卒業)第41回 (2007年) 川嶋みどり(名誉教授、日本赤十字女子専門学校卒業)第43回 (2011年) 村松静子(日本赤十字中央女子短期大学卒業)第47回 (2019年) 竹下(浦田)喜久子(元特任教授)第47回 (2019年) 秋山正子(臨床教授)第48回 (2021年) 苫米地則子(日本赤十字中央女子短期大学卒業)歴史をひもとけば、1890年の日本赤十字社病院における看護婦の養成開始に遡り、長きにわたり日本の看護教育・研究をリードしています。1877年佐野常民、大給恒らが博愛社を設立。1887年博愛社を日本赤十字社に改称。日本赤十字社篤志看護婦人会が発足。1890年日本赤十字社病院にて看護婦の養成を開始。1942年日本赤十字社養護訓導・保健婦教育規定による教育を開始。1946年財団法人日本赤十字女子専門学校を設立。占領軍の命により聖路加女子専門学校と看護教育模範学院として統合。1953年看護教育模範学院を解散。1954年学校法人日本赤十字女子短期大学を設立。1966年学校法人日本赤十字学園が認可され、日本赤十字中央女子短期大学と改称。1986年日本赤十字看護大学を設置。1993年日本赤十字看護大学大学院看護学研究科修士課程を設置。1995年日本赤十字看護大学大学院看護学研究科博士後期課程を設置。1996年看護学部の男女共学制を開始。1998年3年次編入学制度を開始。2000年米国コロラド大学保健科学センター看護学部との学術協力促進に関する協定(姉妹校)を締結。2005年日本赤十字武蔵野短期大学と統合。樋口康子名誉学長が第40回ナイチンゲール記章を受章。看護実践・教育・研究フロンティアセンターを設置。2007年日本赤十字看護大学大学院看護学研究科修士課程に国際保健助産学専攻(研究コース、実践コース)を設置。川嶋みどり名誉教授が第41回ナイチンゲール記章を受章。2008年スウェーデン赤十字大学と看護教育および研究・開発の協力促進に関する協定を締結。フローレンス・ナイチンゲール記章は、顕著な功績のあった看護師に授与される世界で最も栄誉あるメダルで、赤十字国際委員会によって授与されます。日本人受章者に対しては、日本赤十字社の名誉総裁である皇后陛下より授与されます。第1回の記章はフローレンス・ナイチンゲールの生誕100周年を記念し、紛争時に敵味方を問わず負傷者を保護する赤十字が顕著な功績のある世界各国の看護師を評し、1920年に授与されました。2021年現在、世界の受章者は1,543名、日本人受章者は112名です。本学から40名(養成所卒31名、実務講習修了5名、専門学校卒2名、短期大学卒2名)の卒業生等が受章しています。日本赤十字看護大学は1986年に開学し、2021年に創立35周年を迎えました。樋口康子川嶋みどり(名誉教授)(名誉学長)2009年日本赤十字看護大学保護者会を設立。2010年日本赤十字看護大学大学院看護学研究科修士課程2011年学校法人日本赤十字学園が運営する2013年タイ赤十字看護大学と看護教育および研究にかかる交流・2014年日本赤十字看護大学大学院看護学研究科5年一貫制博士2016年大学創立30周年を迎える。2018年セントアンソニー看護大学と教育および看護研究における2019年竹下(浦田)喜久子元特任教授が第47回ナイチンゲール2020年さいたま看護学部(大宮キャンパス)を設置。2021年日本赤十字看護大学附属災害救護研究所を設置。2023年大学院開設30周年を迎える。看護学専攻に実践コースを設置。日本赤十字国際人道研究センターを設置。教育に関する協定を締結。課程(共同災害看護学専攻)を設置。ラ・ソース大学(スイス)と看護教育および研究・開発促進に関する協定を締結。カンボジア健康科学大学と看護教育および研究・開発の協力促進に関する協定を締結。相互協力促進に関する協定を締結。グランド・バレー州立大学と国際化・文化交流推進に関する協定を締結。記章を受章。聖心女子大学との交流学生制度(単位互換制度)を開始。(1820年−1910年)クリミア戦争に従軍して病院の衛生を改善し、統計に基づいて死亡率の引き下げを評価し報告。近代的な看護理論と病院の衛生管理の指導・普及に貢献し、英国看護協会の設立にも助力しました。1872年には国際赤十字のアンリー・デュナンがナイチンゲールを高く評価する声明を発表しています。ナイチンゲールの肉声入りレコード(日本赤十字看護大学史料室収蔵)近年の受章者本学に関連する受章者フローレンス・ナイチンゲール記章の詳細はこちらフローレンス・ナイチンゲールフローレンス・ナイチンゲール記章日本赤十字看護大学のあゆみ

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