日本赤十字看護大学/大学・大学院案内2024
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●●●●●●●共通在学中に所定の授業の単位修得や指定の講習会へ参加することで、以下の資格や証明書を取得できます。修士学位論文修士課題研究43本専攻では、幅広い視点で国際保健助産の現象を捉え、人々の尊厳と権利を尊重した高い倫理観とともに、高度な助産実践能力や基礎的研究能力のもと、様々な課題を探究することで国際保健助産学の発展と人々の健康に貢献できる専門職を育成することを目指しています。そのために、次のような学生を求めます。1. 看護をはじめとする実践で得た体験を大切にして、看護学の探究を志す人2. 赤十字の理念である人道(Humanity)に共感し、一人ひとりを大切にし、人々の尊厳を守ることを志す人修士課程に所定の期間在学し、修了要件となる単位数を修得するとともに、学位論文審査及び最終試験に合格し、以下の能力を獲得し、かつそれらを統合して発揮できる能力を有する人に、学位(修士(看護学))を授与します。1. 実践における現象から課題を抽出し、幅広い視点から分析する能力2. 人々の尊厳と権利を擁護するために、倫理的課題を多角的に分析し、対応する能力3. 他者との相互作用を通して、自己を内省し、他者との関係性を築く能力4. 既存の知見を吟味して研究課題を見出し、研究を遂行し、論文としてまとめる能力5. 実践における課題に対して、根拠に基づいて支援を遂行する能力6. 多職種と協働し、必要に応じて専門職としてのリーダーシップを発揮する能力7. 世界的視野から国内外の社会変化、研究知見、実践の動向を把握する能力8. 変動する社会に対応し、専門職として自己成長し、専門領域の発展に寄与する能力入学時に「研究コース」「実践コース」いずれかを選択。研究コースは、世界情勢を見つめ研究的視点をもって、指導的立場となる人材を育成します。実践コースは高度な助産ケアを修得し、所定の単位を修めると助産師国家試験の受験資格を得られます。2年以上在学し、所定の科目の単位を修得し、かつ必要な研究指導を受けた上、修士論文または特定の課題についての研究の審査および最終試験に合格すると、修士(看護学)の学位を取得できます。助産を通した国際貢献を目指し、女性の健康と安全を保障する科学的かつ倫理的なエビデンスと技能を創出します。国際人道法のもと赤十字の活動を学び、グローバルスタンダードに基づく助産や、ウィメンズ・ヘルスの理論と実践を修得し、助産ケアの質の向上に貢献します。●日本周産期・新生児医学会の 新生児蘇生法専門コース(A)(実践コースのみ)出産に立ち会うすべての医療者に必須の認定資格で、本学では実践コース在学中に日本周産期・新生児医学会公認の講習会を受講することができます。講習会においてテストに合格すると「専門コース(A)」の認定者となります。赤十字概論Ⅱ看護研究特講人間総合講座発達と家族の理論看護理論看護政策論コンサルテーション論3. 自らの意見をもち、かつ柔軟に他者の意見に耳を傾けることのできる人4. 論理的にものごとを考え課題を探究する基礎的な力を有している人5. 世界的視野からものごとを考えることを志す人 6. 専門職者として人間形成を志す人修了要件:修士課程に2年以上在学し、所定の科目について30単位以上を修得し、かつ必要な研究指導を受けた上、修士論文審査又は課題研究審査および最終試験に合格すること※助産師国家試験受験希望者は、修了要件の30単位に加えて助産師国家試験受験資格科目を別途履修。●受胎調節実地指導員(実践コースのみ)母体保護法第15条に基づき、認定講習会の課程を修了したのち、各都道府県に申請をすることで取得できる資格です。本学は、東京都知事より受胎調節実地指導員認定講習実施施設として認定されています(保健師・看護師・助産師いずれかの免許取得者が対象)。指定した科目を履修し単位を修得することで申請資格が取得できます。研究コース(研究者・指導者の育成)●ウィメンズ・ヘルス・プロモーション分野●国際保健助産分野実践コース(上級実践者の育成)※助産師国家試験受験資格を取得●国際保健助産分野 ●助産学分野●ウィメンズ・ヘルス・プロモーション分野国際的な視野をもち助産を通じて国際貢献する助産師を育てます2. 専門分野を超えた内容を学修するために必要な共通科目を置く。3. 研究能力を育成するための科目を置く。4. 人々の尊厳と権利を擁護する能力を育成するために、赤十字の理念であ2. 国際保健助産分野に関する能力及び研究能力を育成するための科目を4. 国際保健助産分野に関する能力及び研究能国際保健助産学専攻の教育目標に到達するため、以下の方針に基づき教育課程を編成・実施しています。1. 幅広い視点から現象を捉える力を育成するための3つの専門分野(ウィメンズ・ヘルス・プロモーション分野、国際保健助産分野、助産学分野)科目を置く。る人道に関する科目を置く。研究・教育者育成のため、以下の方針に基づき教育課程を編成・実施しています。1. ウィメンズ・ヘルス・プロモーション分野に関する能力及び研究能力を育成するための科目を置く。置く。助産師国家試験受験資格要件及び高度実践助産師育成のため、以下の方針に基づき教育課程を編成・実施しています。1. 助産師国家試験受験資格に必要な助産学分野科目を置く。2. 受胎調節実地指導員資格取得のための科目を置く。3. ウィメンズ・ヘルス・プロモーション分野に関する能力を育成するための科目を置く。力を育成するための科目を置く。※詳細は本学ホームページでご確認ください●国際認定ラクテーション・コンサルタント資格取得試験の 受験および継続に必要な継続教育単位証明CERPs母乳育児を成功させるために必要な、一定水準以上の技術・知識・心構えをもつヘルスケア提供者です。アメリカに本部を置くラクテーション・コンサルタント資格試験評議委員会(IBLCE)が1985年から毎年1回実施している、全世界共通認定試験に合格することによって資格が得られます。アドミッション・ポリシーディプロマ・ポリシーカリキュラム・ポリシー概要(入学定員15名、収容定員30名)修士課程国際保健助産学専攻

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