日本赤十字看護大学/大学・大学院案内2024
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●●● 共通カリキュラムの特徴●高度な研究能力育成のために、博士論文作成に向けて必要な理論的知識や研究方法に関する知識を深く探究する科目を設定する。●専門分野を横断したより幅広い学際的視点で、自らの研究について精選、伝達できる能力を養うための科目を設定する。●専門分野を横断したより幅広い学際的視点で、リーダーシップを発揮できる能力を養うための科目を設定する。大学院看護学研究科研究生社会人長期履修制度(履修期間:4年)44博士後期課程では、看護学における深い学識や高度な実践能力とともに、卓越した専門性と倫理観に基づき人々の健康に貢献しうる研究を自立して行う能力をもち、世界的・学際的に看護学の発展を牽引できる看護専門職を育成することを目指しています。そのために、次のような学生を求めます。1. 看護における現象を幅広い視点から省察し、看護学を探究できる人2. 赤十字の理念である人道(Humanity)に共感し、高い倫理観をもち、人々の尊厳と権利を擁護できる人博士後期課程に所定の期間在学し、修了要件となる単位数を修得するとともに、学位論文審査及び最終試験に合格し、以下の能力を獲得し、かつそれらを統合して発揮する能力を有する人に、学位(博士(看護学))を授与します。1. 看護における現象を深い学識をもとに捉え、看護学の発展に向けた課題を明らかにする能力2. 人々の尊厳と権利を擁護するために、複雑な倫理的課題を俯瞰的・批判的に分析し、新たな方略を提言する能力3. 看護学の発展に寄与する研究を独立して推進する能力4. 研究成果を公表・提言し、実践に還元する能力5. 学際的に協働し、リーダーシップを発揮し、社会の変革に挑戦する能力6. 世界的視野から新規性のある課題に挑戦し、発信する能力基礎看護学、応用看護学(母性看護学、小児看護学、成人看護学、老年看護学、精神保健看護学、地域看護学、国際・災害看護学)、看護教育・管理学の3分野10領域。3年以上在学して所定の科目の単位を修得し、かつ必要な研究指導を受けた上、学位論文の審査および最終試験に合格すると、博士(看護学)の学位を取得できます。修士課程で修得した能力を基盤に学識と人間性を養い、看護学の研究者として自立できる力を身につけます。正研究指導教員と副研究指導教員の指導のもと、1・2年次に研究計画書を作成するステップを設け、3年間で博士(看護学)の学位取得を目指します。博士論文は原著として学術誌に掲載され、学術的に高い評価を得ています。※優れた研究実績をあげた場合は2年で学位を授与することがあります。※博士論文題目一覧はホームページ(https://www.redcross.ac.jp/library/search)をご覧ください。研究生として特定の専門事項について指導教員のもとで研究を行う制度で、修士の学位を有する者あるいは修士の学位を有する者と同等以上の学力があると認めた者を対象としています。看護科学特論Ⅰ〜Ⅲ看護研究特論Ⅰ〜Ⅵ研究計画書セミナー3. 看護学の発展に寄与する研究に取り組むための基礎的な力を有している人4. 世界的・学際的視野から、ものごとを探究することを志す人5. 新規性のあるテーマや課題に挑戦する意欲を有している人修了要件:博士後期課程に3年以上在学し、所定の科目について10単位以上を修得し、かつ必要な研究指導を受けた上、博士論文審査および最終試験に合格すること●基礎看護学●母性看護学●小児看護学●成人看護学●看護教育学●老年看護学●精神保健看護学●地域看護学●国際・災害看護学●看護管理学博士後期課程の教育目標に到達するため、以下の方針に基づき教育課程を編成・実施しています。1. 分野として、基礎看護学、応用看護学(母性看護学、小児看護学、成人看護学、老年看護学、精神保健看護学、地域看護学、国際・災害看護学)、看護教育・管理学を置く。画書セミナーを共通科目に置く。職業を有している等の事情により、標準修業年限での履修が困難な学生を対象として、標準年限を超えて計画的に履修し、教育課程を修了することにより学位(博士)を取得できます。2. 専門領域ごとに必要な特論、特別研究を置く。3. 高度な研究能力育成のため、看護科学特論、看護研究特論、研究計深い学識を培い、自立できる看護学研究者を育成します※詳細は本学ホームページでご確認ください[3年次]博士学位論文提出・審査博士学位論文[1・2年次]研究計画書提出・審査アドミッション・ポリシーディプロマ・ポリシーカリキュラム・ポリシー概要(入学定員10名、収容定員28名)博士後期課程看護学専攻

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