日本赤十字看護大学/大学・大学院案内2024
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54本学の建学の精神である人道に基づき、地域住民の健康と福祉に資することを目的に、社会連携・社会貢献、教育研究の成果を社会に還元する活動の中心拠点です。「大学コンソーシアムさいたま」は、さいたま市内の大学相互の自主性を尊重しつつ、大学が有する知的資源を活用した活動を行うとともに、大学相互の連携及び交流と活力ある地域社会の形成及び発展に寄与することを目的に創設され、さいたま看護学部は2020年度から加盟し、その一環としてさいたま市民を対象として加盟大学のリレー講座を実施しています。2022年度のテーマは「笑いと健康(講師:さいたま看護学部成木教授、落語家:三遊亭楽生師匠)」年1回近隣住民を対象として公開講座を開催。2022年度は「食と健康―美味しく食べてメタボ予防(講師:NPO法人ヘルスプロモーションセンター理事長佐藤和子氏)」をテーマに実施しました。埼玉県内の赤十字病院の看護職に対して、研究の基礎知識の講座および個別研究指導等の活動を実施しています。1. 教育機能を地域社会に開放し、生涯学習等の機会を積極的に提供し、地域社会連携、産官学連携を推進する。2. 地域住民、地方公共団体等のニーズを把握し、地域活動に携わる人材、社会の発展に貢献する人材の育成に努める。3. 地域社会の特性に応じた研究、産業界等との共同研究・受託研究等を積極的に推進し、成果を還元することで、地域社会の発展に貢献するよう努める。広尾キャンパス1F展示コーナー規模と教育水準の高さにより、近代日本の看護と医療の発展に大きな影響を及ぼしてきました。この約130年の長い歴史のなかで蓄積された史料は赤十字のみならず看護界にとっても貴重な財産です。史料室では史料の保存とともに閲覧利用、展示やHP等での公開に取り組んでいます。知見を広く社会に発信・還元するとともに、災害救護に関する研究・教育活動を通じて我が国の救護の質・量の向上と活動領域の拡大に寄与することで、被災者の苦痛の予防・軽減に資することを設置目的としています。主な活動内容は、災害救護に関する調査研究活動等で、現在、災害医療部門、災害看護部門など9部門に研究員約40名が所属しています。社会貢献・産学連携の一環として「URコンフォール南浦和」住宅にて、健康にまつわる講座やワークショップを開催しています。さいたま看護学部では、地域連携に主体的に参加する学生部会があり、教職員とともに学生も積極的に地域社会への貢献活動に参加しています。新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、さいたま市保健所からの支援要請に応じて看護教員を同保健所に派遣し療養者への電話対応などの活動を実施しました。4. 教職員および学生の地域社会への貢献活動を積極的に支援するとともに、知的財産としての権利化をはかりその活動内容を学内外に発信し、情報公開に努める。5. 日本赤十字社および卒業生と連携、協力して、地域社会連携、産官学連携に関わる取り組みを推進するとともに、課題解決のための提言や活動を積極的に行う。史料室ホームページはこちら詳しくはこちら1.大学コンソーシアムさいたまでの活動3.公開講座の開催(近隣住民対象)5.さいたま県内赤十字病院への研究支援地域社会連携5つのポリシー大宮キャンパス2.UR都市機構との連携4.さいたま市保健所COVID-19災害支援史料室(看護歴史研究室)日本赤十字社の看護婦養成は、1890年に開始されて以来、明治・大正・昭和・平成を通じて、その附属災害救護研究所2021年6月、本学に附属災害救護研究所が発足しました。日本赤十字社の救護活動等で得た附属機関・研究所

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