フロンティアセミナー

2017年度 フロンティアセミナー開催報告

平成 29 年度フロンティアセミナーは、12 月 2 日(土)13:30~16:30、日本赤十字看護大学 201 講義室で開催しました。看護の現場でさまざまな背景を持つ看護職者が増えている現状から「看護へキャリアチェンジをした人とともに」をテーマに、看護職以外の職種から看護職へのキャリアチェンジを行ってきた看護者と、キャリアチェンジを行ってきた看護者を支援する病院側指導者の声を聞き、出来る限りシームレスなキャリアチェンジを支えることを通し、組織がより豊かになるための現任教育のあり方について考える機会にしました。
参加者は45 名(学外者23 名)。シンポジスト4名によるシンポジウム形式により、キャリアチェンジを行った看護職者として 助産師 樋口由紀子さんより「看護師へのキャリアチェンジ」のテーマで発表を行いました。次に、看護師 武田紀子さんより「看護師にキャリアチェンジして-看護師7 年目のわたし-」のテーマで発表を行いました。お二人からは看護における社会人経験者の入学割合などの社会的情勢、看護職を目指した動機、看護教育や継続教育で経験されたことや望む指導、自己学習の重要性など貴重な経験や本音とともに学習者としての自覚も語られました。
また、キャリアチェンジを行なってきた看護者を支援する病院側指導者として、看護師長 須﨑大さんから「看護へキャリアチェンジした人を支援する心得-経験を通して学んだ「ギャップ」と「キャリア」を理解することの大切さ-」のテーマで発表が行われました。
看護師教育の現状と課題、具体的な支援と支援が組織にもたらした影響など、その内容は大変興味深く、最後に、本学の看護教育学准教授 西田朋子さんより「看護へキャリアチェンジした人とともに-背景が多様な看護職員と共に、豊かな組織を作るために-」のテーマで発表が行なわれ、多様な背景をもつ看護職員に対する調査結果をもとに、キャリアチェンジした看護者と病院管理者の相互が、互いの経験を生かしあう環境づくりの重要性について語られました。社会人経験者の経験を活かす、異質を受け入れる、互いを尊重することが組織を豊かにすることが説明されました。

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