フロンティアセミナー

2016年度 フロンティアセミナー開催報告

『看護を担う人材育成をデザインする ~実習指導者研修会の学びを発展させて~』

開催報告

平成 28 年度のフロンティアセミナーは、11 月 30 日(水)13:30~16:00、日本赤十字看護大学 201 講義室で開催されました。
参加者は様々な医療機関の看護師、本学教員、大学院生合わせて 220 名で、テーマの関心の高さから予想を上回る参加がありました。
基調講演は、本学看護教育学領域 西田朋子准教授より『「教える」を超えた「学び合い」の実現へ ~現場で他者の成長を支援する人の役割~』のテーマでの講演。看護師が臨床において看護実践能力を培い成長していくには経験が重要であり、それは看護専門職をめざす学生にとっても同じであり、経験そのものをしていくときや、その経験をもとに学びを展開する際には他者からの適切な教育指導、支援があることによって、よりよく成長していくことが可能になる。医療現場で他者の成長を支援することの意義や成長を支える人の役割や機能について、基本となる考え方や経験学習論などを含め、臨床で人を育てることへの関心が高まる示唆に富んだ内容でした。
実践報告は、本学における実習指導者研修会の修了生 2 名の方から報告していただきました。
最初に横浜市立みなと赤十字病院 城下香さんより『実習指導者研修会での学びを実践に活かす ~経験の意味づけを大切にした関わりを目指して~』をテーマに、小児看護は子どもの成長発達だけではなく個別性に合わせた看護が求められると城下さんは考え、実習指導では言葉で表現できない子どものニーズを捉えられるように学生に関わり、学生自身が考えて行ったケアを一緒に振り返り、経験を意味づけることを大切にしている。実習指導者研修会での学びを基盤に、実習指導を実践していることが発表されました。もう 1 名は、葛飾赤十字産院 渡邉友里恵さんより『学生指導って楽しい! ~学生指導を通した学びと理想~』をテーマに学生指導は、学生の成長を手助けすると共に、指導者である自分自身の成長にも繋がると渡邉さんは考え、学生の日々成長していく様子をみる喜びに加え、指導者として日々悩みつつ、試行錯誤しながら乗り越えてきた経験やそのやりがい・楽しみが語られました。実習指導の経験を振り返り見えた課題を伝えることが、後輩の参考になればと発表されました。
報告の後は、実習指導に関する悩みや考え方について参加者から質問があり、西田先生や報告者が回答しました。

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