大学院

院生・修了生の活躍

井本寛子

2015年度 博士課程在学中


私は、日本赤十字看護大学に隣接する日本赤十字社医療センターに勤務し、今年で臨床24年目になります。現在の医療現場は、私が臨床についた当時と比較すると、社会情勢や医療政策の変遷に伴って大きく様変わりしています。病棟には多種多様な疾患を合併した患者様が入院され、治療が施されると、ゆっくり療養生活を過ごす時間もなく退院していきます。また、超高齢化社会を背景に高齢の患者様も増加し、ご本人だけでなく,支える家族や地域を広くとらえた専門的知識が看護実践に求められるようになりました。このような医療現場において、『看護とは何か』、『看護師は何をすべきか』、『これから求められる看護師の役割は何か』、ということを改めて自分に問い直したいと思いました。

本学の大学院は、社会人や様々な背景をもつ学生に広く門戸を開き、赤十字の歴史にふさわしく看護の創造性を尊重し、看護の発展に関わる研究に取り組むことができます。カリキュラムもflexibilityがあり、臨床と研究の両立を実現することができます。臨床知をたくさん蓄積した者が集まるからこそ、大学院という智の殿堂で思う存分議論し、新たな方向性を探ることができます。看護を追究することで社会へ還元できるよう、この学生生活を楽しみたいと思います。

山本 卓真

2015年度 基礎看護学修士課程在学中


私は本学を卒業後、救急科の看護師として5年間働きました。救急という日々状況が目まぐるしく変わっていく場所で毎日仕事を行なっていました。そんな中で4年目を過ぎた頃、大学の同期がそれぞれステップアップを考え始めているという話を聞き、仕事をこなすことに追われている自分は今のままでいいのかと考えるようになりました。そこで自身で考えたり、同期と語りあっていく中で、大学院に行き看護を探求し、キャリアアップもはかっていきたいと思い進学を決意しました。

基礎看護学領域は様々な領域で働いていた学生が所属し、これまでの実践などから看護の本質についての理解を深めていくということを中心に行っています。その中で毎日新たな発見、気づきができとても刺激的です。今後も大学院での学びを深めていき、自身を成長させていきたいと思います。