さいたま看護学部    2020年4月開設

教育方針

教育目的

赤十字の理念に基づき、看護の実践と研究に必要な基礎的能力をもち、地域社会に貢献でききる、幅広い教養と豊かな人間性のある人材を育てることを目指す。とりわけ、埼玉県及び周辺地域の保健医療福祉の特性から、高度医療の担い手の育成はもとより、「コミュニティケア=地域に根ざした看護」を担える看護職の育成を目指す。

育てる人(教育目標)

地域に根ざして人々の生活を守りケアできる看護職者を育てます。

赤十字の理念に基づき、看護の実践と研究に必要な基礎的能力をもち、地域社会に貢献できる、幅広い教養と豊かな人間性のある人材を育てます。埼玉県及び周辺地域の保健医療福祉の特性から、高度医療の担い手の育成とともに、コミュニティケアを担える看護職の育成を目指します。

  1. さまざまな背景をもつ人々と対話し、かかわり合うことができる人
  2. 一人ひとりの尊厳を守り、倫理的な感受性を持つ人
  3. 看護を必要としている人の視点に立って、看護を実践できる人
  4. 自ら課題を見出し、解決に向けての行動が取れる人
  5. 看護を必要とする当事者、各種専門職者、地域の人々と連携し協働できる人
  6. 看護の専門職としての意識を持ち、学び続ける人
  7. コミュニティへの関心を持ち、コミュニティの健康課題に取り組む姿勢を持つ人
  8. 変化する社会のなかで、新たな看護を創りだす姿勢を持つ人

教育方針・受入方針

ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)

本学部では、次の8つの力を卒業までに身につけることを重視し、厳格な成績評価を行い、所定の単位を修得した学生に卒業を認定し、学位を授与する。1から6は基本となり中核となる力であり、7と8はより発展的な力として設定する。


1.関係を築く力

・一人ひとりの人間を総合的に理解することができる。

・他の人たちと相互に支え合い、成長し合う関係を築くことができる。

・異なる文化、価値観を持つ人々を、かけがえのない人間として尊重する態度を持つことができる。

・さまざまな人との間に支援に向けた関係を深めることができる。

2.擁護する力

・人間の尊厳と権利を倫理的な視点から擁護する上での課題に気づくことができる。

・一人ひとりの人間の意思と独自性を尊重し守ることができる。

3.実践する力

・看護を受ける人の成長発達や生活の場に応じた看護に必要な知識・技術を用い、実践することができる。

・看護を受ける人の持つ力を活かして実践することができる。

・健康レベルに応じた諸課題への対処に必要な知識・技術を用い、実践することができる。

・看護を受ける人の安全を守るための配慮ができる。

・自らの行った実践を振り返り、評価することができる。

・災害等の危機的な状況下での人々の健康問題や支援活動に関心を持つことができる。

4.探求する力

・自らを取り巻く状況で取り組むべき課題を見出すことができる。

・自らが設定した諸課題の情報を適切に収集し、分析することができる。

・自らが設定した諸課題の解決に向けて、根拠に基づいて解決策を検討することができる。

・新たな課題に関心を持ち、解決に向けて主体的に取り組むことができる。

5.連携する力

・変化する保健医療福祉システムにおける看護職及び他の専門職の機能と役割を理解することができる。

・他の関係職種との情報交換や問題解決にむけた連携に参加することができる。

・コミュニティのなかで、健康上の諸課題に対応するためにネットワークの一員として参加することができる。

6.成長する力

・専門職として成長し続けるための自己の課題を見出すことができる。

・国内外の社会変化に関心を持ち、看護専門職として学び続ける態度を持つことができる。

・専門職を目指す者同士で共に教え学びあい、成長し合う姿勢を持つことができる。

7.コミュニティに貢献する力

・人々の生活の場であるコミュニティに関心を向けることができる。

・コミュニティにおける健康上の諸課題とその背景を理解することができる。

・看護の専門性を活かしたコミュニティへの貢献に関心と意欲を持つことができる。

8.変化を生み出す力

・変動する社会や種々の状況下での人々の健康へのニーズに関心を持つことができる。
・より良い社会の実現に向けて、新たな看護を創り出そうとする姿勢を持つことができる。

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

以下の方針でカリキュラムを編成し、実施する。

  1. 学生の発達段階と学習段階に即して、基礎教養的な知識を学ぶ「基礎科目群」と看護の専門知識・技術を学ぶ「看護専門科目群」の2群を置く。
  2. 高等学校からの連携教育を図り、看護専門職として基礎的な内容から専門的・応用的な内容へと段階的に学修を積めるように配置するとともに、各段階で常に人道(Humanity)(ヒューマニティ)を実現するための看護の原点に立ち返って探求できるらせん型のカリキュラムとする。
  3. 授業では、それぞれの科目を講義、演習、実習等の多様な学修形態を通じて展開し、グループワーク、発表、討議等の能動的学修を取り入れることで、卒業時到達目標として身につけるべき8つの力を総合的に育成する。
  4. 学生一人ひとりの個別性をふまえた教育のために、少人数による学修を取り入れるとともに、大学での学びを通じて自律性や創造性を発揮できるよう、学生の自己学修を促進する時間割編成と、応用的・発展的な学修を選択的に履修できる科目設定を行う。
  5. コミュニティの概念を理解し、そこで生活する人々の視点に基づいて健康問題を理解し、必要な看護援助を展開できる能力を育成するために、系統的にコミュニティケアを学べる科目区分を置く。
  6.   
  7. 自ら学び探求する能力、及び専門職に求められる研究的な態度と能力を身につけるために、少人数による基礎ゼミ、研究に関する科目区分を置く。

アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)

本学では、赤十字の理念に基づき、看護の実践と研究に必要な基礎的能力を持ち、人類と国際社会に貢献できる、幅広い教養と豊かな人間性のある人材を育てることを目指す。そのために、次のような学生を求めている。


  1. 赤十字理念である人道(ヒューマニティ)に共感し、自分も他者も大切にできる人
  2. 看護学を学ぶために必要な基礎学力を持ち、論理的に考えることができる人
  3. 感性が豊かで、多様な人とコミュニケーションをとることができる人
  4. 看護に関する学問・実践の楽しさや深さを発見し、持続的に学ぼうとする意欲を持つ人


個別学力試験を課する一般選抜、大学入学共通テストを利用する3種類の一般選抜、および3種類の学校推薦型選抜というさまざまな入学者選抜方式を採用し、多様な人材を受け入れることを目指しています。

一般選抜

リテラシー(読解記述力)と理系科目の基礎学力およびコミュニケーション能力・学ぶ意欲についてバランスが取れた者を選抜します。


基礎学力:英語、国語(記述式問題を含む)、理系選択科目(数学、生物、化学 、生物基礎と化学基礎から1科目選択)

コミュニケーション能力・学ぶ意欲:面接(グループ討議・個人面接)

大学入学共通テスト利用型選抜

基礎学力を重視して選抜します。試験科目によって3種類の入学者選抜試験があります。


  • Ⅰ-A:理系の基礎学力を審査

英語(リスニングを含む)、数学Ⅰ・数学A、理系選択科目(数学Ⅱ・数学B、生物、化学、生物基礎と化学基礎 から1科目選択)


  • Ⅰ-B:リテラシー(読解力)の基礎学力を審査

英語(リスニングを含む)、数学Ⅰ・数学A、国語(古文・漢文除く)


  • Ⅱ:リテラシー(読解力)もしくは理系の基礎学力を審査

英語(リスニングを含む)、選択科目(数学Ⅰ・数学A、国語(古文・漢文除く)、生物、化学、生物基礎と化学基礎 から2科目選択)

※選択科目は、数学Ⅰ・数学A、国語(古文・漢文除く)から必ず1つ以上選択すること。


学校推薦型選抜

総合的な基礎学力とコミュニケーション能力・学ぶ意欲を有する者を選抜します。指定校推薦選抜、公募推薦選抜、赤十字特別推薦選抜の3種類があります。特に赤十字特別推薦選抜では、赤十字の理念を理解し、将来日本赤十字社の看護専門職者として活躍する強い意志を有する者を選抜します。

  • 公募推薦選抜、赤十字特別推薦選抜
基礎学力:調査書「全体の学習成績の状況」、資料読解(記述を含む)
コミュニケーション能力・学ぶ意欲:面接(グループ討議・個人面接)


  • 指定校推薦選抜
基礎学力:調査書「全体の学習成績の状況」、小論文
コミュニケーション能力・学ぶ意欲:面接(グループ討議・個人面接)

「学力の3要素」に関する評価方法・比重等


未来へのキャリアプラン

日本赤十字看護大学は、学部教育から大学院修士課程・博士後期課程を通じて、看護専門職へのあなたの輝く未来を力強くアシストします。

さいたま看護学部での4 年間の学びを経て、看護師・保健師としてさまざまな現場で活躍できます。卒業後、あなたの学習ニーズやキャリアプランに応じて、日本赤十字看護大学大学院への進学など、柔軟に進路選択できる豊かな教育環境が整っています。

お問合わせ

日本赤十字看護大学 さいたま看護学部

〒338-0001
埼玉県さいたま市中央区上落合8-7-19
TEL 048-799-2747
(月~金 9:00~17:00)