ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)
卒業認定・学位授与の方針
本学では、次の力を卒業までに身につけることを重視し、厳格な成績評価を行い、所定の単位を修得した学生に卒業を認定し、学位を授与する。
ⅠからⅥは基本となり中核となる力であり、ⅦとⅧはより発展的な力として設定する。
Ⅰ. 関係を築く力
- 一人ひとりの人間を総合的に理解することができる。
- 他の人たちと相互に支え合い、成長し合う関係を築くことができる。
- 異なる文化、価値観を持つ人々を、かけがえのない人間として尊重する態度を持つことができる。
- さまざまな人との間に支援に向けた関係を深めることができる。
Ⅱ. 擁護する力
- 人間の尊厳と権利を倫理的な視点から擁護する上での課題に気づくことができる。
- 一人ひとりの人間の意思と独自性を尊重し守ることができる。
Ⅲ. 実践する力
- 看護を受ける人の成長発達や生活の場に応じた看護に必要な知識・技術を用い、実践することができる。
- 看護を受ける人の持つ力を活かして実践することができる。
- 健康レベルに応じた諸課題への対処に必要な知識・技術を用い、実践することができる。
- 自らの行った実践を振り返り、評価することができる。
- 災害等の危機的な状況下での人々の健康問題や支援活動に関心を持つことができる。
Ⅳ. 探求する力
- 自らを取り巻く状況で取り組むべき課題を見出すことができる。
- 自らが設定した諸課題の情報を適切に収集し、分析することができる。
- 自らが設定した諸課題の解決に向けて、根拠に基づいて解決策を検討することができる。
- 新たな課題に関心を持ち、解決に向けて主体的に取り組むことができる。
Ⅴ. 連携する力
- 変化する保健医療福祉システムにおける看護職及び他の専門職の機能と役割を理解することができる。
- 他の関係職種との情報交換や問題解決にむけた連携に参加することができる。
- 地域社会のなかで、健康上の諸課題に対応するためにネットワークの一員として参加することができる。
Ⅵ. 成長する力
- 専門職として成長し続けるための自己の課題を見出すことができる。
- 国内外の社会変化に関心を持ち、看護専門職として学び続ける態度を持つことができる。
- 専門職を目指す者同士で共に教え学びあい、成長し合う姿勢を持つことができる。
Ⅶ. 国際貢献する力
- 国内外の健康上の諸課題とその背景を理解することができる。
- 看護の専門性を活かした国際貢献に関心を持つことができる。
Ⅷ. 変化を生み出す力
- 変動する社会や種々の状況下での人々の健康へのニーズに関心を持つことができる。
- より良い社会の実現にむけて、新たな看護を創り出そうとする姿勢を持つことができる。