よくある質問(看護学部)

大学生活について

  • 広尾キャンパスと武蔵野キャンパスがありますが、授業はどちらのキャンパスで学ぶのですか?

    学部1年生から4年生まで広尾キャンパスで4年間勉強します。武蔵野キャンパスは武蔵野赤十字病院での実習時に使用します。

  • クラブ活動を教えてください。

    体育系には、硬式テニス部等があります。文化系には茶道部、手話、災害救護ボランティア、音楽サークル等があります。

    クラブ・サークルの詳細はこちら

学生寮について

奨学金制度について

  • 入学前から奨学金募集はありますか?

    入学前には奨学金の募集はしていません。ただし、赤十字特別推薦選抜は合格した段階で各支部・病院からの奨学金の貸与が決定します。

  • 奨学金制度について教えてください。

    本学独自の奨学金に加え、赤十字の支部・病院や各種財団、各地方自治体の運営する制度があります。本学独自の奨学金と一般の奨学金を併用して受給することも可能です。

    奨学金には貸与型と給付型があります。貸与型の場合は返還についてよく検討した上で申し込んでください。

    奨学金についての詳細はこちら

  • 奨学金についての説明会はいつ行われますか?

    入学後、4月のガイダンスで説明します。必要書類や申し込み方法等の詳細について、資料を配布してお知らせいたします。

    入学前に奨学金について詳しく知りたい場合は、オープンキャンパスや進学相談会、入試相談などにお越しください。

  • 一般の奨学金と赤十字社の奨学金を併用してもらうことは可能ですか?

    併用することは可能です。

  • 奨学金は希望すれば必ず採用されますか?

    必ず採用されるとは限りません。日本赤十字社奨学金には採用選考があります。その他の奨学金でも人数枠が決められており、家庭の経済的な状況などを考慮して採用されます。

  • 日本赤十字社の奨学金を受けた場合、卒業後は日本赤十字社の病院に勤務しないといけませんか?

    卒業後すぐに日本赤十字社の病院に勤務を希望する方を対象とした奨学金です。奨学金を貸与された施設に就職することになります。

特待生制度について

  • 一般選抜の特待生制度について教えてください。

    一般選抜成績上位2名を特待生Aとし、1年次1年間の授業料を免除する制度です。入学金、維持運営費、実験実習費は納入していただきます。

  • 在学中の特待生制度はありますか?

    2・3・4年生(編入学生除く)の各学年において、前年度履修した科目が全て「B」以上で、かつ再履修科目がない者のうち、必修科目の評点(点数)の 平均点が上位5名を特待生Bとして選考します。

    該当者は、その年度の授業料が半額免除となります。ただし、授業料半額・維持運営費・実験実習費は納入していただきます。

    他大学での既修得単位を認定された者、履修登録した科目の途中放棄や試験未受験がある者は、選考対象外となります。

取得できる資格について

  • 看護師、保健師の業務について教えてください。

    看護師とは、主に病院や診療所において、病気やケガで入院している人や家庭で療養している人の世話、医師、歯科医師等の指示のもとで診療補助業務を行います。
    保健師とは、保健所、市町村、学校、企業等において、個人や集団と背景を複眼的に捉えながら疾病予防や健康の保持推進、健康的な地域社会をつくるための幅広い活動を行います。

  • 在学中に取得できる資格について教えてください。

    日本赤十字社で開催されている「救急法」「水上安全法」「雪上安全法」「健康生活支援」「幼児安全法」といった赤十字の特徴ある講習会に参加し、取得できる資格があります。この資格は、民間資格です。

  • 卒業後もしくは免許取得後、取得できる資格について教えてください。

    看護師国家受験資格です。

    保健師国家受験資格は選択制履修となっており、学年定員20名です。

    取得可能な資格・免許の詳細はこちら

  • 保健師の国家試験受験資格は定員制ということですが、どうすれば受験資格を得られますか?

    保健師国家試験受験資格を得るためには、公衆衛生看護学科目の履修が必要となります。その定員が20名(3年次編入学生若干名を含む)であることから、履修希望者が多い場合は入学後の成績等により選抜となり、全員が受験資格を得ることはできません。

    履修志願申請が必要となりますので、入学後に実施する履修ガイダンスで選抜方法について必ず確認してください。

  • 保健師の国家試験受験資格はなぜ定員制なのですか?

    家族機能や地域における人々のつながりが変化・縮小するなど、保健師活動を取り巻く環境は大きく変化してきたこともあり、保健サービスの業務量が増える一方、業務や組織が再編され、保健師の分散配置が進む中、看護系大学の増設が続き、実習の受入れキャパシティが限界に達したこと、また、実習の質の確保の観点から、2014(平成26)年度から東京都特別区における実習学生の受け入れが各校20名までと制限されることとなりました。

    また、2011(平成23)年度入学生から保健師国家資格取得のための教育内容の指定が改正され、教育課程の名称が「公衆衛生看護学」となり、社会のニーズに応え得る保健師教育の充実を図ることが求められるようになりました。本学では、この年度の入学生から学部20名(編入生含)の履修選択を開始しています。

  • 将来、高等学校等の保健室の先生(養護教諭)を目指しています。大学で単位を修得して資格を取ることはできますか?

    本学のカリキュラムの中には養護教諭一種資格取得のための教員養成課程はありません。

    ただし、保健師免許を取得した方は申請により養護教諭二種免許を取得することができます。一種と二種には違いがありますが、二種でも保健室の先生として勤務することは可能です。

  • 将来、助産師を目指しています。大学で単位を修得して資格を取ることはできますか?

    本学看護学部では、助産師国家試験受験資格は取得することができません。大学院修士課程国際保健助産学専攻実践コースで取得することができます。

    修士課程への入学を希望する場合、学部4年次または大学卒業後に大学院の入試を受けることになります。学部4年次には、学内選考の他に学内推薦入試も実施しています。また、本実践コースでは受胎調節実地指導員の資格も取得できます。

  • 大学で赤十字救急法救急員の資格を取得することはできますか?

    災害看護論Ⅰの課外授業に講習が組み込まれているため、取得することが可能です。また、赤十字健康生活支援員については災害看護活動論の授業に組み込まれています。さらに、夏季・冬季・春季休暇などを利用して赤十字各都道府県支部が主催している講習会へ参加することもできます。

卒業時の資格及び卒業後の進路

  • 国家試験はどの程度の合格率ですか?

    2020年度の合格率は、看護師100%、保健師100%です(全国:看護師95.4%、保健師94.3%)。例年、2月中旬に国家試験が行われています。本学では3年次に国家試験形式の模擬試験を実施し、2年次までの学習修得状況を確認しています。

    また国家試験を控えている4年生には、年間を通して行われる模擬試験の結果を分析して対策講座を開講しています。教員による相談窓口も設け、万全のサポート体制で臨んでいます。

  • 卒業すると、必ず日本赤十字社の病院に就職することになるのですか?

    学生本人の意思により各自就職活動をして卒業後の進路を決めるため、そのようなことはありません。ただし日本赤十字社関係の奨学生は、卒業後に奨学金を貸与された施設に就職することになります。

  • 在学中に就職ガイダンス等の進路指導は行っていますか?

    毎年全学年を対象とした病院説明会を開催しています。また就職情報室では、各施設の求人情報を自由に閲覧することが可能です。

  • 男子学生の卒業後の進路について知りたいです。

    男女の区別はありません。男子学生も女子学生と同様に希望する進路へ進んでいます。

  • 今年度は、何人大学院に進学した人はいますか?

    2020年度の看護学部卒業生は13名が進学しています(大学院国際保健助産学専攻7名、大学院看護学専攻1名、他専門学校・他大学院5名)

3年次編入学制度について

  • 編入学制度は、どのような方を対象としたものですか?

    本学では、看護系短期大学や3年制専門学校を卒業された(見込者含む)方を対象に、3年次への編入学試験を行っています。新しい時代に対応した看護専門職者の育成のため、短期大学や専門学校で学んだ知識を基に、能力のさらなる向上を図ることを目的としています。

  • 3年次編入学試験の特徴を教えてください。

    短期大学・専門学校、臨床における実践的な知識・経験に、グループワークを重視した主体的な学びやリベラルアーツを統合することにより、高度な問題解決能力を涵養することが特徴です。

    学生同士や教員との関わりのなかで互いを尊重し合いながら、各領域の教育・研究をリードする教員による授業を2年間集中して学ぶことで、知識・技術の修得にとどまらない、学士としての論理的思考力・高い倫理性・自ら成長する力・探究する力等の育成を目指します。

  • 編入学生の修学と、卒業時の取得資格について教えてください。

    編入学できる学年は3年次のみで、修学年数は2年間です。卒業時には学士(看護学)の学位が授与されます。

    入学定員10名の内、入学後の選考を経て公衆衛生看護学科目の履修を許可された方(若干名)は、保健師国家試験の受験資格を得ることができます。

  • 編入学生の既修得単位認定について教えてください。

    85単位を限度として一括認定します。なお、看護系短期大学・専門学校等の卒業前後に、一般大学・短期大学・専攻科等を卒業された方についても、入学時に85単位を限度として単位認定します。入学後に看護系以外の大学等での既修得単位の認定申請を受け付けています。

  • 編入学生への教育上の配慮はありますか?

    専門科目については学部生と合同の授業を行いますが、多様な背景(年齢、既修の学習内容、臨床経験、志望動機等)を考慮し、一部の教養教育科目・英語・基礎ゼミの科目については、編入学生のみを対象とする少人数クラスの授業としています。

  • 3年次編入学した場合に実習はありますか?

    基本的に短期大学・専門学校で受講済みの実習は既修得単位認定となりますが、本学では「看護学総合実習」は認定せず、編入生全員が4年生の後期に履修します。短期大学・専門学校における実践的な知識・経験と大学における学修内容を統合することを目的としています。
    加えて、保健師教育課程選択履修者は「公衆衛生看護学実習」を履修します。

赤十字病院等について

  • 赤十字病院について教えてください。

    日本赤十字社は、全国で92の病院を運営しています。各地域の中核医療機関として地域医療に貢献し、救急医療、がん診療、生活習慣病の予防や介護の支援、災害時における国内外への医療チーム派遣など、さまざまな活動を通じて社会に貢献しています。

    赤十字病院とは

看護大学・看護師について

  • 大学での看護教育は、短期大学や専門学校とどう違うのですか?

    大学は、教育の場であると同時に看護学を研究し体系化していく学びの場でもあります。

    豊かな教育環境の中で看護学を学問として学び、知識を活用して自ら主体的に判断する能力や、将来看護学を発展させていく能力の基礎を身につけることができます。

    また、看護学の授業の他にも教養系の科目が充実しているため、より広く深い知識を体系的に学ぶことができます。

  • 看護師、保健師の業務について教えてください。

    看護師は主に病院や診療所において、病気やケガで通院または入院している方々に対し、医師等の指示のもとで診療補助業務を行います。 また、訪問看護等では家庭で療養している人への援助も行います。

    保健師は、保健所・市町村・学校・企業等において、個人や集団とその背景を複眼的に捉えながら、疾病予防や健康の保持推進、健康的な地域社会をつくるための幅広い活動を行います。

海外留学について

  • 留学や研修等で、海外の看護大学で学ぶことができますか?

    スウェーデン赤十字大学、スイスのラ・ソース大学と協定を結んでおり、看護学部3年次に各2名を対象とした交換留学を実施し、同大学で臨床実習・授業を3~5週間程度行います。現地での実習・宿泊費用は実習先の大学が負担し、旅費は本学の奨学金制度により充当されます。個人の滞在費用のみ学生負担となります。

    語学研修としては、オーストラリアのモナシュ大学に4〜5週間程度の短期留学を紹介しています。ホームステイをしながら、異文化や語学教育を体験することができます。費用は50万円程度です(レート等により変動します)。

    その他、授業の演習でも海外研修に参加する機会があります。費用は年度・研修先によって異なりますので、詳しくは学務課まで問い合せてください。
     なお、2021年度は交換留学・モナシュ大学語学研修ともに中止となりますが、オンライン交流会やオンライン研修を予定しています。

実習について

  • 実習ではどのようなことをするのですか?

    実習は、講義・演習で学んだ知識や技術を基に、大学教員や各施設の臨床指導者の指導を受けながら看護実践能力を養うものです。病院では一人の患者さんを受け持ち、人間関係を築きながら、その人が持っている力を最大限にひきだせるような援助について学びます。また、病院だけでなく、乳児院・介護老人保健施設・保健所などでも実習を行い、様々な健康状態にある人々がその人らしく生活できるような援助について学んでいきます。

  • 実習はどのようなスケジュールで行われますか?

    1・2年次には2~5週間、日本赤十字社医療センター・武蔵野赤十字病院・大森赤十字病院・横浜市立みなと赤十字病院等で看護援助論実習を行います。3・4年次には、精神保健・母性・小児・老年・健康レベル別・地域・在宅看護学に関する実習、看護学総合実習を各2~3週間、各領域の関連施設で行います。

    また、保健師国家試験受験資格を取得する場合は公衆衛生看護学実習を4年次に5週間、東京都が指定する保健所等で行います。
     2020年度は、新型コロナウイルス感染症拡大のため、ほとんどの実習科目を臨地で履修することができませんでした。
     それに代わり、遠隔学習と学内実習を組み合わせることにより実施しました。
     実習先とWEBで繋ぎ、施設利用者との交流の機会や実習指導者からの指導の機会を設けるなど、臨床とのつながりをもちながら実習を行いました。
     また、一定の訓練を受けて、実際の患者と同じような症状や会話を再現できる患者役を演じる模擬患者の方を活用した実習や、実際のケア場面を想定して、教員が患者役になりロールプレイを行うなど工夫し、可能な限り臨床場面を再現し質を保証しました。

入学者選抜試験について

  • 入学者選抜試験について教えてください。

    入学者選抜試験のQ&Aについてはこちらのページをご確認ください。