よくある質問(大学院)

進路・奨学金について

  • 現在大学の4年生です。卒業後すぐに大学院に進学することは可能ですか?

    修士課程国際保健助産学専攻の実践コースでは、助産師資格の取得を目指す方を募集していますので、例年大学卒業見込で受験される方が一定数います。一方、修士課程看護学専攻および国際保健助産学専攻の研究コー スでは実践を重視した研究活動と専門看護職者の養成を行っています。大学卒業見込みでも受験は可能ですが、ゼミでも実践経験に基づく看護の現象や問題が具体的に論じられることが多いため、大学を卒業後まずは臨床経験を積むことをお勧めします。その方が、より充実した大学院生活となると思います。

    なお、看護学専攻の看護教育学・看護管理学の実践コースの受験には、出願資格として5年以上の実務経験が必要となります。

  • 大学院を修了された方は、どのような仕事についているのですか?

    修士課程を修了された方の中には、大学院で学んだことをもとに看護実践の場に戻ってより高度な看護を提供する専門看護職者として勤務する方、大学などの教員となり教育・研究者となる方、さらに博士後期課程に進学する方などがいます。

    博士後期課程の場合は、修了後に教育・研究者となる方が多いですが、病院で専門看護師として働く方もいます。

  • 大学院で奨学金を受けたいのですが、どんな制度がありますか?

    奨学金には貸与型と給付型があります。種類については奨学金(大学院)を参照し、貸与型の場合は返還についてよく検討した上で申し込んでください。入学後、4月のガイダンスで必要書類や申し込み方法等の詳細について資料を配付しています。

    入学前に奨学金について詳しく知りたい場合は、大学院説明会(WEB)にご参加ください。

  • 修士課程修了後、日本看護協会に専門看護師の認定申請ができる専門分野を教えてください。

    本学では、がん看護・小児看護・慢性看護・クリティカルケア看護・老年看護・精神看護・在宅看護・災害看護の8分野が38単位の専門看護師教育課程として認定されています。

仕事と学業の両立について

  • 働きながら大学院修士課程で学びたいのですが、可能でしょうか?

    修士課程では2年間のうちに講義・演習・実習の単位を取得し、修士論文をまとめる必要があります。特に最初の1年間は、履修により固定のスケジュールになることが多いです。そこで修士課程では、長期履修制度を取り入れています(国際保健助産学専攻「実践コース」では申請できません)。勤務・介護・育児等により2年で教育課程を修了することが困難と思われる学生を対象に、修業年限を3年とする申請ができる制度です。入学前に申請が必要です。より計画的な履修が必要となるため、希望者は出願前に指導教員にご相談ください。入学後の変更については、1年次に1回のみ2年間への短縮を許可しています。

  • 働きながら大学院博士課程で学びたいのですが、可能でしょうか?

    博士後期課程では仕事と学業を両立する学生が多いですが、仕事と研究の両立は厳しい面もあり、とくに学位論文を執筆するには集中した時間が必要となります。また、研究指導を受ける際、指導教員との予定調整にも負担がかかる可能性があることを考慮してください。

    なお、博士後期課程では、2023年度入学者から長期履修制度(履修期間4年)を導入します。
    制度に関する詳細は、学生募集要項でご確認ください。
    また、長期履修制度を希望する場合は、研究指導教員との事前相談の際に必ず相談してください。
    学生募集要項(博士後期課程入試概要)

    不安な点は、入学前に事前相談でしっかり話し合っておくことをお勧めします。優先順位を決め、奨学金も有効に活用しながら学修計画を立ててください。

TA・RA制度について

  • ティーチング・アシスタント(TA)制度について教えてください。

    大学院生の皆さんに、実践的トレーニングの機会を提供する制度です。学業の妨げにならない範囲で、担当教授の指導・助言のもとに学部生に対する実習・演習等の教育補助業務を行います。報酬を支給し、経済的に支援しています。

  • リサーチ・アシスタント(RA)制度について教えてください。

    本学における研究活動の効果的推進、研究体制の充実及び若手研究者の研究遂行能力を育成することを目的とした制度です。RAは本学において実施されるプロジェクト等に参画し、必要な研究補助を行います。TA同様、報酬を支給します。

入学者選抜試験について

  • 入学者選抜試験について教えてください。

    入学者選抜試験のQ&Aについてはこちらのページをご確認ください。