大学院

基礎看護学領域

あらゆる看護実践の根底をなす看護の本質的な側面を探究

基礎看護学では、よりよい看護ケアを提供する未来のために、人々の健康に貢献する看護の力と可能性を探求しています。大学院生はさまざまな理論や研究文献に学びつつ、これまでの臨床実践のなかで経験してきた出来事やその意味を話し合うことで、現象を捉えなおし、視野を広げ、あらためて看護の本質についての理解を深めています。また各自が関心を寄せる看護の現象を、研究というプロセスを通じて探究し、修士・博士論文としてまとめています。


研究テーマは、大学院生の問題意識から生まれ、ゼミでもまれ、研究課題へと洗練されていく中で明確になっていきます。2015年現在、さまざまな分野での経験背景をもつ6名の修士課程の学生、5名の博士課程の学生が在籍していますが、テーマは、看取りケアを含む臨床における優れた看護実践や倫理、在宅や施設など様々な場での看護、そして看護職のキャリア形成、高度実践看護師の役割など、さまざまです。看護の本質について考えたい、もう一度看護を見つめなおし、さらに探究したいという方々、研究を通じて看護学の発展に貢献したいという方々を支援できるような指導を行っていきたいと考えています。

研究指導教員

高田 早苗

高田 早苗

学長 教授

川原 由佳里

川原 由佳里

准教授

学位論文テーマ


博士論文テーマ
ジェネラリストとして在る、キャリア中期看護師の物語としてのキャリア
生活の場における看取りケア - 看護師主導の特別養護老人ホームのエスノグラフィー -
終末期患者と家族への卓越した看護:一般病棟における患者の意向に沿った支援
近代日本における死と看取りの変遷:明治期から昭和初期に焦点をあてて


修士論文テーマ
倫理的意志決定に向けての看護チームの実践
緩和ケア病棟における終末期がん患者の日常生活を支えるケア
脳卒中により食に関する困難を生じた人の体験
倫理的意思決定にむけての看護チームの実践
終末期患者のスピリチュアルペインに対して看護師が実践するスピリチュアルケア
病棟看護師の腰痛に関連する現状と腰痛体操を行った変化のプロセス
慢性呼吸器疾患患者の仕事に関わるセルフケアマネジメントの方略
医本におけるレシピエント移植コーディネーターが行う生体肝移植患者と家族に対する意思決定支援