大学院

精神保健看護学領域

人々がその人らしく生きることを援助する

精神保健看護学では、人間の行動や思考、感情などを対人関係のダイナミクスのなかで理解するとともに、人々がその人らしく生きることをどのように援助できるかを考えていきます。具体的な方法としては、精神科病院や地域リハビリテーション施設などでのフィールドワークを通じて参加観察を行い、ゼミで報告・分析するという方法で質的な研究を行っています。それは、その場の状況や文脈をふまえた的確な観察と関与ができるように院生をサポートするとともに、現場に根ざしたリアリティのある研究と精神保健看護の実践者の養成を目指しているからです。「実践は研究的に、研究は実践的に」が本研究室のモットーです。

実践の場でさまざまな疑問や問題意識を抱いている方、さらなる自分の可能性を開拓していきたい方、またCNSを目指す方々の挑戦をお手伝いできるような指導を行っていきたいと考えています。

研究指導教員

学位論文テーマ


博士論文テーマ
精神科病院に長期入院する高齢女性が語る「生きている世界」
精神看護学教員の学生とのインタラクションをめぐる体験
精神科病棟における患者の語りを聞く看護師の体験
精神科病棟における演劇的体験としての「娘グループ」-傷ついた女性同士がつながることは可能か-
精神と身体の疾患を併せ持つ患者の生と死-精神科身体合併症病棟と町のエスノグラフィー-


修士論文テーマ
甘えの観点から見た精神科男女混合慢性期閉鎖病棟における患者との関わりの特徴
精神科病院女性閉鎖病棟における相互交流の様相-「とまり木」の試み-
脱施設化に向かう精神科病院に長期入院する患者の生活と思い
長期入院患者を対象としたお茶会グループの実践-精神科慢性期男女混合病棟におけるアクションリサーチ-
「介護疲れ」をきっかけにストレスケア病棟に入院した高齢女性患者たちの体験
病棟ホールでの患者同士の関わりの様相-精神科開放病棟における参加観察より-