【大学院】 2024年3月8日(金)大学院オンライン説明会のお知らせ
日本赤十字看護大学大学院で看護の課題を研究しませんか?
まずは大学院説明会に参加して本学の事を知るところから始めてみてください。
受験生の皆さんだけでなく、大学1・2・3年生、看護職の方、社会人の方、そして本大学院に関心があるすべての方を歓迎します。
大学院オンライン説明会について
2025年度の大学院入試出願をご検討の方、大学院について興味があるという方、今後の出願を考えたいという方はぜひご参加ください。 大学院説明会では専門看護師(CNS)コースについても各領域の教員から直接お話を聞くことができます。
実施内容
■実 施 日: 2024年3月8日(金)
■実施方法:オンライン(zoom)
■実施時間:18:00~19:25(予定)
■内容
- 学長・研究課長挨拶
- 入試説明
- 専攻・領域別説明
■申込方法
3月8日(金)の説明会をお申し込みの方のうちご希望の方には大学案内等の資料を発送いたします。 ご希望の場合は2月26日(月)9:00までにお申し込みください。(発送は開催日の一週間前を目途に行います。)
動画で大学院のご紹介(参考)
専攻・領域別説明
各専攻・領域の教員が直接説明を行い、参加者数によっては個別のご相談に応じます。また、専攻・領域によっては特別イベントを企画する場合もあります。
2022年実施回 参加者の声
2022年に実施した大学院説明会にご参加くださった方の声を一部ご紹介します。
●参加後の受験の意識
高まった:71%
少し高まった:26%
あまり関係なかった:3%
●現在の志望度
2023年度中の受験を決めている:53%
時期未定だが受験希望:22%
他大学と検討中(第2・3希望):14%
未定:8%
受験しない:3%
●説明会の感想
良く理解できた:78%
およそ理解できた:20%
少し理解できた:2%
あまり理解できなかった:0%
●どのような理由から本学に関心を持ち。大学院説明会に参加しようと思いましたか。(トップ3のみ公開します)
1位赤十字の大学院だから:89人
2位看護教育に長い伝統があるから:82人
3位質の高い研究指導に魅力を感じたから:69人
日本赤十字看護大学について
本学は 1890 年に開始された日本赤十字社病院における看護婦養成を前身とし、日本赤十字中央女子短期大学を経て 1986 年に 4 年制大学となりました。 2020年4月には、さいたま看護学部(大宮キャンパス)を新設しました。
看護学部に加え、大学院修士課程・博士後期課程を設置し、 国内外の看護系大学の中で看護教育・研究の先駆的役割を果たしています。
学校法人 日本赤十字学園について
医学・医療の高度化に応えられる、より質の高い看護師を養成するため、日本赤十字社の運営する看護師養成施設の高等教育部門として1954年に創立されました。
今日では6つの看護大学と6つの大学院、1つの短期大学を擁し、約3,400名の学生が在籍する学園として、高度な看護・介護福祉系の人材育成に努めています。
アクセス
修士課程 看護学専攻の特徴
充実の10領域!さらに、高度実践看護師教育課程の専門看護師(CNS)コースが8分野あります。
看護学専攻の特徴は幅広い専門性です。講義、演習、実習を通して理論と実践の統合を図っていきます。<入学定員32名 収容定員64名>
領域
基礎看護学、がん看護学、小児看護学、成人看護学、老年看護学、精神保健看護学、地域看護学、看護教育学、看護管理学、国際・災害看護学
働きながら大学院に通える!勤務しながら学びたい社会人を応援する履修形態があります。
社会人・集中履修
1年次は休職して集中的に講義を履修。2年次は復職し研究指導のみ受ける。
* 国際保健助産学専攻実践コースは除く
社会人・就労継続履修
2年間休職せず、大学院で講義と研究指導を受ける(指定された曜日に開講される講義を集中的に受講)。
* 看護学専攻実践コース、国際保健助産学専攻実践コースは除く
社会人長期履修
標準修業年限(2年間)での履修が困難な学生を対象とし、標準年限を超えて(3年間)計画的に講義や研究指導を受ける。授業料等納付金は2年間とほぼ同額。
*国際保健助産学専攻実践コースは除く
高度実践看護師教育課程
[専門看護師(CNS)コース]について
専門看護師(CNS)コースは充実の8分野
これまでのCNS合格者160名以上の実績※
(※2022年度までの合計)
本大学院「高度実践看護師教育課程」では、専門看護師教育課程を開設しています。
専門看護師教育課程は、保健・医療・福祉現場において、複雑な健康問題を有する患者にケアとキュアを統合し、卓越した直接ケアを提供するとともに、相談、調整、倫理調整、教育、研究を行い、ケアシステム全体を改善することで、看護実践を向上させる高度実践看護師を養成する教育課程です。
各専門看護分野における看護師のスペシャリストとして機能することができるように、卓越した実践能力の開発をめざします。本大学院は、8分野を、日本看護系大学協議会から専門看護師38単位教育課程として認定されています。
日本国の看護師免許を有し、専門看護分野で所定の単位を取得した修士課程修了者で、かつ実務研修が通算5年以上あり、うち3年間以上は専門看護分野の実務研修である場合、日本看護協会にその分野の専門看護師認定の申請をすることができます。
専門看護師(CNS)コース
- がん看護
-
小児看護
-
慢性看護
-
クリティカルケア看護
-
老年看護
-
精神看護
-
在宅看護
-
災害看護
専門看護師(CNS)コース修了者の専門看護師認定審査実績
2022年専門看護師(CNS)認定審査合格者が発表され、本学CNS課程修了者のうち17名が専門看護師認定審査に合格しました。
2022年度合格者
コース | がん看護 |
小児看護 |
慢性看護 | クリティカルケア看護 | 老年看護 | 精神看護 | 在宅看護 | 災害看護 |
合格者 | 4 | 1 | 3 | 3 | 0 | 1 | 1 | 4 |
これまでのCNS合格者(2022年度含む)
コース | がん看護 | 小児看護 | 慢性看護 | クリティカルケア看護 | 老年看護 | 精神看護 | 在宅看護 | 災害看護 |
合格者 |
31 |
34 | 32 | 20 | 7 |
18 |
7 |
15 |
※本大学院は、「がん看護」「小児看護」「慢性看護」「クリティカルケア看護」「老年看護」「精神看護」「在宅看護」「災害看護」の8分野を、日本看護系大学協議会から専門看護師38単位教育課程として認定されています。
修了生の声(災害看護専門看護師)
被災地での看護活動で確立した看護観
平成16年の台風で地元が被災し、看護師として何もできないことを歯がゆく思いました。私を生み育ててくれた地域に何を提供できるのか考え、災害看護の道に進むことにしました。地元が災害に強くなるためにも、災害看護をしっかり学びたい。そして看護の仲間やさまざまな専門職種とのネットワークを構築したい。そのために研究者としての視点や言葉をもちたいと思い、病院を休職して大学院に進学しました。
大学院では、ものごとを探求するおもしろさや研究者としての姿勢を学びました。また国際・災害看護学領域では国内外の被災地へ赴き、「異文化」について考える機会を得ました。国の歴史や宗教上の慣習だけではなく、人間一人ひとりの「文化」があるのだと理解することができ、患者さんや家族、同僚、地域の人、それぞれの「文化」に目を向けることの大切さを実感しています。私の看護観「自己尊厳の維持」について考えを整理でき、病院業務で迷った時にも大変役に立っています。
災害看護を学び活動の幅が広がった
現在は2次救急病院で勤務しています。障害者や長期療養中の高齢者の看護を通じて、「人生に寄り添う」こと、「いのちを重んじる」ことの意味を考える日々です。この視点は災害看護で学んだことです。
その一方で災害看護専門看護師として、多岐にわたる活動をさせてもらっています。地域での防災・減災活動、さまざまな団体への講演やワークショップのほか、小学生を対象とした起業家的人材育成事業にもかかわっています。これらが、被災地での看護活動の中で出会った「声なき声」を繋ぎ、災害時に自分と自分の大切な人のいのちを守りぬく一助となればと思っています。
病院と地域での看護活動によって、多様な価値観に出会い刺激を受けています。医療機関で看護を実践している他の看護職にも、日常的に地域に携わることのおもしろさを知ってもらいたい。医療機関以外での看護の役割を体感することで、日常的にも災害時にもより豊かな看護を実践していくことになると考えています。
修士課程 国際保健助産学専攻の特徴
国際的な視野を持ち助産を通じて国際貢献する助産師を育てます
グローバルな視点から助産を通した国際貢献を目指すとともに、女性の健康と安全を保証する科学的かつ倫理的なエビデンスと技能を創出します。昨今の保健・医療・福祉領域では、実践および教育、管理のできる高度な国際的専門職業人が求められており、本学では社会のニーズに応じた高度実践力かつ国際的な視野を持つ助産師を育成するために、2007年より修士課程において国際保健助産学専攻を設置しています。
入学時に「研究コース」「実践コース」いずれかを選択します。
研究コースは、世界の情勢を把握し研究的視点をもって指導的立場となる人材の育成します。
実践コースは、高度な助産ケアを修得し、助産学分野の単位を修めると助産師国家試験の受験資格を得られます。
2年以上在学し、所定の科目の単位を修得し、かつ必要な研究指導を受けた上、修士論文(課題研究含む)についての研究の審査及び最終試験に合格すると、修士(看護学)の学位を取得できます。
博士後期課程 看護学専攻の特徴
深い学識を培い、自立できる看護学研究者を育成します
博士後期課程では、修士課程で修得した能力を基盤とし、看護学研究者として自立して研究活動を行い、またはその他の高度に専門的な業務に従事するために必要な高度の研究能力と、その基礎となる幅広く豊かな学識を養うことを目的としています。
博士後期課程は、基礎看護学、応用看護学(母性看護学・小児看護学・成人看護学・老年看護学・精神保健看護学・地域看護学・国際・災害看護学)、看護教育・管理学の3分野10領域からなっています。
3年以上在学し、所定の科目の単位を修得し、かつ必要な研究指導を受けた上、学位論文の審査及び最終試験に合格すると、博士(看護学)の学位が得られます。
3年間で博士号(看護学)の取得ができるように、正研究指導教員と副研究指導教員の指導のもと、1・2年次には研究計画書を作成し、データ収集・分析・考察を行い、論文を完成させます。研究の方向性を確認し、さまざまな視点から研究の示唆を得ることができます。
これまで本学の審査に合格した博士論文は、学術雑誌に原著として掲載されているだけでなく、単行本として出版されるなど、学術的にも高い評価を得ています。
動画による修了生の声(大学院進学をご検討の方へ)
お問い合わせ先
日本赤十字看護大学 広尾キャンパス 募集広報係
〒150-0012 東京都渋谷区広尾4-1-3
TEL:03-3409-0950
Mail:koho@redcross.ac.jp