さいたま看護学部

新型コロナウイルス感染拡大に伴う医療提供体制逼迫状況改善のため「さいたま市保健所」に教員を派遣

 

さいたま看護学部(大宮キャンパス)では、埼玉県および、さいたま市保健所からの新型コロナウイルス感染症対策への協力要請をうけ、さいたま市保健所へ本学教員(保健師・看護師等)の派遣を2月10日(木)から開始しました。この派遣は第5波に続き2回目となります。

このたびの派遣は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う感染者の急激な増加、医療提供体制の逼迫、自宅療養者の増加などの昨今の事態をうけ、看護師養成教育を展開する本学として、保健師・看護師等の医療資格を有する大学教員の中から、およそ半数に当たる15名(土日を含、延35名)を地元の「さいたま市保健所」に派遣し、現場の行政関係者とともに対応するものです。

本学ではこの事態を「災害」としてとらえ、昨年8月には大学内に災害対策本部を設置し支援の体制を整えました。また、今回の協力要請に関しては、迅速に実態を把握し、急遽、支援に当たれる教員を学内で募り、2月末までの派遣体制を整備。小宮敬子学部長を責任者、派遣チームの統括を地域看護学の成木弘子教授とし、派遣された保健所では自宅療養者への健康確認、療養解除に関する連絡、その他健康状態についての相談に対応しています。

日本赤十字看護大学さいたま看護学部では学部の教育の特色である「地域医療」「コミュニティケア」を実践し、今後も大宮キャンパスを拠点として地域に貢献してまいります。

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