学部生

在学生・卒業生の声

ラ・ソース大学交換留学を終えて

交換留学レポート

入学前からこのプログラムに参加したいと思っていた私は、毎年帰国報告会に参加して先輩方の経験を聞くうちに、違いを知るということに興味が湧きました。また海外と比べて平均在院日数やベッド数が大きく異なる日本の精神看護に疑問を抱き、他国の精神看護を自分の目で見たいと思い、留学に参加しました。

スイスでは学生も患者さんに注射や採血などの医療行為ができます。技術演習で学生同士穿刺し合うのですが、初めての私にある学生が「私に刺していいよ」と言ってくれたのです。私の手は震え、痛いはずなのに丁寧にやり方を教えてくれて、その優しさは強く印象に残っています。実習は1日でしたが、どのスタッフも歓迎してくれて、年齢や国が違っても同じ看護師としてつながっていることを実感しました。たった3週間でしたが、視野が大きく広がりました。スイスは赤十字が設立された場所でもあります。ぜひ皆さんもスイスという国や看護、文化を知ってほしいと思います。