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世界防災フォーラム

2018.02.28研究・ゼミ

世界防災フォーラム/防災ダボス会議 @仙台2017へ参加して


今年から仙台で開催されることとなった世界防災フォーラムに参加してきました。


 このフォーラムは、日本がホストを務めた第3回国連防災世界会議で、国際的な防災枠組である「仙台防災枠組」が策定されましたが、国際連携を深めつつ仙台防災枠組を強力に牽引していくための一環として隔年で開かれることになった取り組みです。今回は、東日本大震災に関する知見を世界発信するために、仙台に国内外から産・官・学・民の防災関係者が集まりました。

 興味深いセッションが沢山あったのですが、中でも仙台市片平地区の防災まちづくりの取り組みは、ご紹介くださる方たちの熱意が伝わるセッションでした。片平地区では、防災活動をまちづくりのひとつと位置づけ、高齢者、小学生や中学生、外国人といった多様な人材が、さまざまな形で取り組んでいました。多様性を受け入れ活かすことが、防災活動の継続・発展のために必要不可欠であることを学びました。

 近年、グローカルという言葉が使われますが、包括的に災害を捉え、グローバルな視点で考えたうえで、身近な取り組みを実施していくことの必要性を改めて感じました。

(記 山内 万裕美)



 11月26, 27日の2日間、仙台で行われた世界防災フォーラムに参加しました。このフォーラムは東日本大震災の知見を伝え、国際的な防災指針である「仙台防災枠組2015-2030」に貢献するとともに、防災の考え方を世界各国の政策や社会・文化に浸透させることを目指したものです。

 私が特に感銘を受けたのは、男女共同参画や、女性のリーダーシップに関するセッションでした。それは、女性がもっとリーダーシップをとるべきだということではありません。女性があらゆる意思決定の場に参画するのはニーズが違うから当たり前ととらえることです。性別からの視点ではなく、男性と張り合うわけでもなく、多様なニーズを持つ人々が当たり前のように参加し、意見を言える環境をつくるという考え方でした。このフォーラムを通して日本の防災は世界的にも関心が寄せられていると感じました。日本の防災への取り組みを今後もさらに国内外へ発信していくために、男女共同参画は当たり前となるような環境や地域づくりをしていかなければならないと思いました。

(記 周東 美奈子)



 2017年11月25日から28日に宮城県仙台市で行われた「第一回世界防災フォーラム」に参加しました。世界防災フォーラムは、国内外から産・官・学・民の防災関係者が集まり、東日本大震災に関する知見を世界発信し、BOSAIという言葉を災害リスク軽減から復興・再生までを包括する概念として、世界へ浸透させることを目指すために開催されました。

 私は27日の1日のみの参加となりましたが、会議セッションの「持続可能な開発に向けた防災への事前投資」では、各国のパネリストから防災対策として ①脆弱性を減らすこと ②コミュニティへの投資 ③予算の優先順位をつける、を行っていることを学び、事前の防災対策の重要性について再認識することができました。「持続可能な開発と防災・減災〜教育セクターの役割再考」のセッションでは、防災教育の必要性、過去の震災から学び未来へ活かす姿勢について学びました。このセッションでは、宮城県多賀城高等学校の生徒から災害科学科の取り組みについての発表があり、いずれ地域や社会の中枢を担う子ども達に対して防災教育を行うことは、将来への投資にもなることを実感しました。これらの学びを元に、さらに「防災」についての知見を深めていきたいです。

(記 荒井 千瑛)