博士後期課程 看護学専攻
博士後期課程 看護学専攻
深い学識を培い、自立できる看護学研究者を育成します
博士後期課程では、修士課程で修得した能力を基盤とし、看護学研究者として自立して研究活動を行い、またはその他の高度に専門的な業務に従事するために必要な高度の研究能力と、その基礎となる幅広く豊かな学識を養うことを目的としています。
博士後期課程は、基礎看護学、応用看護学(母性看護学・小児看護学・成人看護学・老年看護学・精神保健看護学・地域看護学・国際・災害看護学)、看護教育・管理学の3分野10領域からなっています。
3年以上在学し、所定の科目の単位を修得し、かつ必要な研究指導を受けた上、学位論文の審査及び最終試験に合格すると、博士(看護学)の学位が得られます。
3年間で博士(看護学)の学位が取得ができるように、正研究指導教員と副研究指導教員の指導のもと、1・2年次には研究計画書を作成し、データ収集・分析・考察を行い、論文を完成させます。研究の方向性を確認し、さまざまな視点から研究の示唆を得ることができます。
これまで本学の審査に合格した博士論文は、学術雑誌に原著として掲載されているだけでなく、単行本として出版されるなど、学術的にも高い評価を得ています。
なお、博士論文提出にあたっては、参考論文の提出が必要です。参考論文は、査読制のある学術雑誌に掲載されたもので、申請者が筆頭著者であること、さらに令和7年度以降の入学生については、修了予定年度から10年以内に公開された論文であることが条件となります。参考論文は、博士論文提出までに準備することが必要です。
充実のカリキュラム
1. カリキュラムの特徴
本学博士後期課程ディプロマ・ポリシーに基づき、各専門分野での学生の個別性に即した研究指導を基本に、高度な研究能力の育成を強化するとともに、指導者、管理者、教育者、研究者として、国際的・学際的にリーダーシップを発揮できる資質・能力の向上を図るため、下記の3つの点を特徴としカリキュラムを構成しています。
- 高度な研究能力育成のために、博士論文作成に向けて必要な理論的知識や研究方法に関する知識を深く探求する科目
- 専門分野を横断したより幅広い学際的視点で、自らの研究について精選、伝達できる能力を養うための科目
- 専門分野を横断したより幅広い学際的視点で、リーダーシップを発揮できる能力を養うための科目
博士学位論文題目一覧
図書館ページでご確認ください。